石垣は積み方によって野面積み(のづらつみ)、打込接(うちこみはぎ)、切込接(きりこみはぎ)の3つに大別できます。
接(はぎ)とは石と石との接合のことで、積み石の接合部分を削って接合部分の面積を増やします。
お城跡でみかける石垣はどれも同じに見えるかも知れませんが、加工程度で分類されています。
打込接ぎは石に多少の加工をしてから積み上げる手法で、なるだけ平たくしてから石と石の接続部分の隙間を減らして積み上げます。
一度はやってみたい石積みです。
野面積みより高く急な勾配が可能になることもあり当時は打込接ぎが盛んに用いられたそうです。
石垣に排水口もありました。雨が多い場所は何箇所も用意されていたんでしょうね。
お庭造りでの石積みは、土留めをかねた野面積みをよく用います。
自然石を加工せずそのまま積み上げる手法です。
広い場所でのいろいろな石垣を見ていると、とても魅力を感じ次に行う石積みが楽しみになります。
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