春田造園の日常

その時に思う事

剪定作業の重要性と手順

ご自身でお庭の手入れをすると、大体こんな感じになりやすいのではないでしょうか?

届く範囲の高さまで頑張って切る。

両手鋏、もしくはトリマーの切れる太さの

枝を頑張って切る。

できる範囲の剪定をご自身ですると

頑張って切っていても

年々生垣が高くなりやすく、

幅も出てきます。

植木屋さんにお願いすると、ガッツリ強剪定してくれます。

この剪定は春や冬に木の大きさを制御するために用いられます。

今回のような常緑樹の強剪定は

春先が良いと思います。

芽が出る前の3月~4月は強剪定には適した時期ですから、思い切った調整ができます。

 

参考までに強剪定を行う際の手順は、

太い枝や茎を短く切りコンパクトに整え

切り戻す。

絡み合った枝や枯れ枝などの不要な枝を根本から切り落としバランスを

整え枝抜きをする。

枝分かれした小枝をわかれたところから切り落とす。

植木屋さんは意識して作業を行っておりますので安心してお任せできますよ。

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黒モルタルの施工

モルタル

作業経験は今回で3回目です。

現場配合のモルタルに黒を混ぜて

現地に合わせた風合い感を出します。

住宅では玄関ポーチなどにも使われる事もあります。

既製品ではないので混ぜる濃度により仕上がりに差が出ます。

ちなみに前回やった配合等はまったく覚えておりません、、、

品質の観点からすると、仕上がりが乾くまでわからないと

言う所から難しい施工だと思います。

施工後は、ほぼほぼまっ黒で綺麗に見えます。

気温や乾くスピードによって色合いが変わったり

また色ムラも出たりしますので、仕上りは完全に乾ききった後になります。

正直不安です、、、

私個人ならあまりご提案しない材料になります、、、

色合いに濃度、ムラなどは仕上がって初めて分かる事からになりますから、

やっぱり難しい材料だよねっ思っております。

生粋の左官屋さんには到底及びませんが、頼まれればもちろんお受けします。

植木屋外構職人としてやっておりますからね。

専門職としてやっておられる方と比べられると何とも言いにくい

所はありますが、そこそこのクオリティである程度こなせる技術がありますと、

取扱う会社からしてみれば便利屋さんとして都合は良いみたいです。

今回のように庭造りの中のモルタル作業は、植木屋さんが作業にあたっても

特に違和感もないと思いますが、建築改修工事に植木屋さんが左官業をすると、

ちょっと不安がられます、、、

そう思えば気持ち作業はしやすい方でした。

毎回終わって思う事ですが左官仕事は本当に難しい、、、

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剪定作業と庭の管理

去年の3月に生垣強剪定で幅を3分の1ぐらいに縮めました。

けっこう透きましたが1年で良い濃さに戻りました。

さすがウバメガシですね、強い。

幹から小枝が出ているぐらいが丁度いい感じです。

毎年の剪定も楽になります。

今年は残り半分の生垣も縮めたいと思います。

川べりにはみ出してはいませんが、お客様の管理の軽減のためバッサリ切りたいと

思います。

幅3分の1どころではありませんね、、、

電動剪定鋏を使用するようになってから本当に仕事が早いです。

テニス肘の激痛も軽減しました。

仕事は道具が大事ですよね。

これで来年から刈り込み剪定ではなく、透かし剪定で仕上げられます。

横から見たらほぼ幹です、、、

スッキリして気持ちが良いですね、

今は切りすぎ感ありますが、これからすぐに芽吹くので来年にはまた良い感じに茂っていると思います。

今回は川に入らづに剪定作業ができました。

河川は畑の用水路に使われているので枝葉は落とせませんから、複数で剪定作業が理想でしたが、今年からどうでしょう?

極力コストが軽減でき、お庭管理がしやすくなるのが理想です。

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建築改修工事

20数年ぶりにタイル切り台と言う年季の入った道具を使用してみました。

今は押し切りと言う今風の道具がありますが、倉庫をあさっていたら出てきたので、

懐かしく使ってみました。

古い道具でも効率は悪くありませんが、老眼でメモリが見ずらく歳を感じます、、、

そもそも公共のタイル改修工事が20数年ぶりです。

視力の衰えは致し方無い事ですが、作業的感覚はまったく忘れてないもんです。

外部作業も暗い場所と狭い場所は必ずありますし、体勢も悪く続くので、

体の疲れが溜まります。

若い頃は駆け足で動いていたと思います。

どこからくる自信なのか強気でやっておりました、、、

いろいろ思い出し感慨深いものがあります。

生粋のタイル屋さんのお話しを聞いていると、建築全体的に若手が育たない現状らしいです。

身近で感じるのは左官屋にタイル屋は人手不足により今後は忙しくなっていくだろうと

おっしゃっておられました。

忙しさにもいろいろありますね、

改修工事はまだまだ増えていきそうですから、単価ももっと上がれば若手も育てやすいのですが、

なんにせよ、仕事に需要があり忙しいのならそれは幸せなことだと思います。

個人的に年間通して仕事をまわせるように外構工事全般に造園業と幅広く事業を進めてきました。

同時に技術は財産だと思いますので、これからも新しい事にチャレンジして身に付けていきたいと思います。

メインはもちろん植木屋でありたいです。

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お庭の手入れ

個人的には一番遠いお庭手入れに向かいます

時期的にも車の数はかなり少ないのかな、

ちょっとしたドライブ気分。

京都府南丹美山町は昔風景が多く残っています。

かやぶき民家で料理店と宿を営む

美山の季節料理ゆるり。

旬の野菜、囲炉裏で焼く焼き物、美山の旬で1番美味しいお食事を堪能していただけます。

店主はジビエに精通しておりますので、自然をテーマに奥深いお話が聞けます。

日本全国の里山は獣害に苦しんでいるところが多いと聞きますので

ジビエを活用して牛肉、鶏肉、豚肉と同じように鹿肉、猪肉が選ばれるようになれば

里山風景も保たれるとのことです。

まぁこの時期は剪定に良い時期ですが芽吹く前なので寂しげな感じですが、

何もない感じがまた良いです。

国道沿いから見てうっそうとしていた高木も、ここ何年かでメインのかやぶき屋根が見えるぐらいに小さくなりました。

借景だけで充分に絵になりますが、幼少期からあるお庭と聞いておりますので大事に管理していきたいです。

裏山の管理も天災なども重なり大変です、、

田舎暮らしの生活は自給自足に自然との共存ですよね。

普段町中に住んでいると、ゆっくり感じる時間の中いろいろ考える日でもあります。

年に1度の遠方は充実した1日になります

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建築リフォーム3

造作も終わりクロス屋さんと下地調整のお話しをさせていただくと、

なるほどねーと思うことがたくさんあります。

ビス穴の深さや、入隅の隙間、他いろいろ。

パテ下地調整にも大工さんの技量が大きく関係します。

それはそーですよね、、、

ちなみにそこは私がしましたのでパテで逃げてください、、、

玄関タイルリフォームは土間がしっかりしていれば既存の上からタイルを張る事ができます。

タイルに限らずモルタルや石材も可能です。

素材によって費用や使いかってが違うため、各素材のメリット、デメリットは把握しておく必要があります

最初の段取りで割り付けがわかりますので、それ相応の骨材を用意しておきました。

直張りができ土間解体工事がなければ費用も抑えられますし、タイルは比較的安価な材料だと思います。

最後に美装工事に入る前のお掃除もしていきます。

最初から見ておりましたので綺麗になっていくと気持ちが良いですね、

解体工事から左官工事、造作、タイル工事、清掃作業と最後までお手伝いしてみましたが、とても勉強になりました。

最近になって良く思うようになりましたが、いろいろ周りに関心を持ち携わると新たな発見と興味が湧いてきます。

いろいろできる環境にいられることに感謝し、またお手伝いさせていただきたいと思います。

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建築リフォーム2

ご指導のもとボード張りを学びます。

今まで何度も見てきた光景ですが、教わるとなるとそう言う事かと納得する事だらけです

間柱と胴縁の間隔とボード寸法で1尺5寸ピッチになるんですね、なるほど。

石膏ボードは加工しやすい反面、石膏と言う性質上非常にもろく、

施工場所に適したビス打ち機とタッカーの使い分け。

なるほどですね。

なんにせよ、初体験はまぁ難しい、、、

まったくもって思うようにできない、、

仕事上の流れは大体わかりますが、

まったく思うように動けない、、、

そして何とも言えない緊張感、、、

縦に尺2寸5分カット、横に7寸から尺ピッチで線引いといて、

えっ、あ、はい、、、

次は、、、

えっ、2尺?寸、もう一度お願いします、、、

大工さんの手元は㎝ではなく、尺で測ります。

思うようにできないこの感じがとても新鮮で、

この緊張感が学んでいると実感できます。

実践により、建物の構造が勉強するより解かりやすい。

補修も要領良くできるよう考えます。

後からダメ出しを言われ、

なるほどと、学びます

充実した作業の1日はあっという間に終わっていきます。

内装リフォームを始めるのに構造の仕組みは必須ですから、

またご指導いただきたいと思います。

造園業は当面休止にしております

ってことはございませんので、

お気軽にお問い合わせください。

 

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