チャドクガの成虫は葉の裏に卵を産みつけます。その際に卵は卵塊と呼ばれる成虫の体毛で覆われた状態になります。この卵塊にも毒針毛が含まれていますのでふれないように注意してください。産卵は2回、7月と10月に行われます。10月に生まれた卵は越冬し翌年の春に幼虫へと孵化します。
チャドクガの厄介なところは、例えチャドクガの抜け殻であっても触ってしまえば毒牙にかかるというところです。
チャドクガは積極的に人を刺すという虫ではありませんが、身体中にミクロな毒針毛が無数にあるので遺骸となろうが抜け殻となろうが、チャドクガに関係するものは触れないでください。
刺されると症状はすぐに表れ、かゆくなり赤い発疹がでます。ひどい場合は2週間かゆみが続くときもあります。他の人にうつるようなことはありませんのでそこは安心ですが注意してくださいね。
ちなみにこの毛虫はイラガ。
チャドクガはかゆみですが、イラガは電気がはしったような強い痛みがあります。
どちらもいやな害虫です。
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