初めて入るお庭で庭木が茂っていると害虫がいないか用心深くなります。ハチの巣は少しゆすると大体わかります。見つけても駆除がしやすい害虫かもしれません。が、
いました。チャドクガです。日本を代表する毒蛾です。ツバキやサザンカ、お茶の木の葉に発生することから茶毒蛾(チャドクガ)とよばれています。幼虫期はいわゆる毛虫ですが、卵も毛も毒針毛といい、触れると皮膚炎症状を引き起こします。
幼虫は密集し集団で葉を食べていくので、葉を見れば大体いるかどうかはすぐにわかりますが、触れるとすごく痒くなるので、かなり注意し駆除をしながら剪定をします。が、最後の掃除が大変です。
大体は毒針毛が周りに散乱していてどこかが痒くなります。十分に気をつけながら作業をしていますが、見えない毒針毛が舞っているんだと思います。個人的に相性が悪く触れると完治するのに時間がかかります。苦手です、、、
体質的に強い方もいて、すぐに痒みがひく方もいます。
今回はわかってはいましたが、空調服を着ながらの作業により背中をやられました。
毒針毛は強い風にも飛ばされて遅れて気づくこともあります。幼虫の発生時期、5月前後と9月前後は注意が必要です。
お庭はスッキリしました、、、
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