春田造園の日常

その時に思う事

2018-01-01から1年間の記事一覧

お仕事最終日

今年最後のお仕事は1日お手伝いをしてもらいました。 マツの古葉を届く箇所で落としてもらいましたが、 すぐに飽きて遊んでいました。 初めての刈り込みに、 最後はお掃除といいお手伝いをしてもらいました。 今年もたくさんの方々に支えられあっという間の…

ソテツのこも巻

ソテツは熱帯から亜熱帯に分布する常緑低木の亜熱帯植物 冷たい風や霧で葉などが傷まないようにこもを巻いていきます。 ソテツは寒さに弱く暑さに強いという特徴があります。ですから冬はソテツにとって過酷な時期です。藁で編んだ(こも)を幹や葉にくるみ…

ハナミズキの剪定

s 冬季剪定時は落ち葉軽減と美観のためこびりついた葉もむしり落としていきますが、地域により、葉がなかなか落ちない落葉樹もあります。幹を揺らすだけで落ちてくれる樹木もあれば、まだ葉柄が緑かかった葉で落としにくく手間のかかる樹木もあります。たく…

チャボヒバの鋏み透かし

チャボヒバの鋏み透かし剪定。 チャボヒバは地方では刈り込み仕立てがほとんどですが、この三本並ぶチャボヒバはけっこう透かします。仕上がりの好みはまちまちでしょうが、ここまで透かす剪定はあまりみないですね、、 個人的にはとても美しいと思います。 …

マキの葉むしり剪定

並ぶ葉の長いイヌマキと葉の短いラカンマキ。 どちらも古葉を落とす葉むしり剪定で仕上げます。 古い葉をむしり落としておく事により景観も美しく、落ち葉の軽減により掃除も楽になります。 春田造園のホームページはこちらharutazouen.com

ロウバイ

たくさん花芽も付いて少し花も咲いていますね。この時期からの剪定は付いている葉も落としておくといいですね。 落葉樹は冬に葉を落とすので他にハナミズキやアジサイなども付いていれば落としておくと落ち葉になりませんね。 このロウバイもじきに満開です…

ゴルフ場年間管理

今年も最後のゴルフ場年間管理のお手伝いになりました。 高所では安全帯、胴綱を使い安全作業に努めています。 フルメンバーではありませんでしたが、今年も無事に作業終了することができました。 来年も宜しくお願い致します。ありがとうございました。 春…

カイズカイブキの剪定

五年ぶりのカイズカイブキの剪定です。 苗から植えたカイズカイブキも40年経つとここまで大きくなるんですね。 次回の剪定はまた五年後の予定です。 春田造園のホームページはこちらharutazouen.com

モミジ

今年の夏は猛暑日が続き葉が焼けているモミジもよく見かけましたが、山際の自然のモミジは綺麗に紅葉していました。 お庭のモミジも見頃ですね。これからの落葉樹の剪定は、落ち葉掃除の軽減のため綺麗ではありますが葉を落としておく事もあります。 春田造…

ドウダンツツジ

ドウダンツツジが綺麗に紅葉し始めていますね。「ドウダン」は枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台「結び灯台」の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたものらしいです。 徐々にに紅く色ずいていくのでしょうね。 春田造園のホーム…

クロマツの剪定

クロマツの揉み上げ剪定。枝先の葉だけを残し下葉の古葉を手でむしり取る作業です。 揉み上げることによりすっきりと樹形が整い、日当りや風通しが良くなり病害虫の発生を抑えることができます。 マツのお手入れは手間がかかる作業なので、一度木の上がると…

アカマツ

アカマツの葉は、クロマツより柔らかくて細く、緑色でやや白みがあります。 樹皮が赤っぽいマツなのでアカマツと呼ばれています。 クロマツと比べると葉が細く柔らかい分、仕上がりもやさしい仕上がりになります。 作業的にも葉が柔らかいので手にかかる負担…

マキの鋏み透かし

刈り込み仕立てのマキを鋏み透かし剪定で仕上げます 絡んでいる枝を抜き、形を整ていきます。 来年はきっと今以上に優しい仕上がりになると思います。 春田造園のホームページはこちらharutazouen.com

マツの剪定

最初は頭がとても大きなマツでしたが少しずつしまってきました。 下枝は伸ばしていこうという思いでやってはいますが意外と伸ばせないですね。 まだまだ時間はかかります。 春田造園のホームページはこちらharutazouen.com

清水垣

建仁寺垣を清水垣に変更しました。既存のフェンスを交換とともに、フェンスに括り付けていた建仁寺垣も撤去しました。 今回はコンクリート土間を斫り、支柱柱を埋め込みます。 柱は75角を使用しGLから450柱を埋め込みます。しっかりとした強度が保てますね…

チャドクガの抜け殻

常緑樹のサザンカやツバキに葉がついておらず毛虫の毛のようなものがたくさん付いているようならチャドクガの抜け殻です。 チャドクガの成虫には毒針毛という毒があり、毒針毛に触れたり刺されたりするとかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす恐れがありま…

カイズカイブキ

よく茂った生垣のカイズカイブキ。何年か放置するとうねりますね。 表から順に鋏みで抜いていきます。針葉樹は枝葉がとても重たく感じます。 量があると大変ですね。 鋏みで枝を抜き両手鋏みで微調整し天場の高さをバシッと揃えます。 綺麗に仕上がりました…

コニファー

お客様の要望で、ほぼ枯れたコニファーを刈り込みました。原因はわかりませんが、、 足元のほんのかすかに緑がありますが期待はできません、、 大きなお庭なら景色の一部として見られるかな。 春田造園のホームページはこちらharutazouen.com

樹木の剪定には

樹木の剪定には仕上がりの答え、正解がありません。そのお庭内で樹木の特性を生かし、お客様の要望にも合わせ樹木を整えます。 近隣との境いは枝葉を残して目隠しになるように剪定したり、明るくなるようにすっきりめにと言われれば調整します。 植木屋さん…

マツの揉み上げ

マツの揉み上げ剪定。枝先の葉だけを残して下葉を手でむしります。 お向かいのお庭でも手入れをしていました。そういえば去年もお会いしましたね。 だいたい月初めの日程が一緒なんでしょうね、、そういえば毎年お会いしてるような気がします、、、 混みあう…

何の殻?

茂ったマキの中に卵の殻とヘビの脱皮した皮がありました。 この時期になると害虫と出会う事は少ないので気兼ねなく鋏みを入れますが、夏ならやや、ちゅうちょしますね。スズメバチの巣などあったら大変ですから、、、 実際はヘビの卵の殻かわかりませんが、…

石だたみ

門柱から玄関前まで10M。遠路に石だたみを並べていきます。 ランダムに敷き並べ隅切りという手法で石角を加工します。いろいろな角度からバランスを調整。 目地幅をきっちりそろえるのがとても重要です。 空いている箇所には安山岩の丹波鉄平の乱張り。アク…

兵庫県中村宗園

独立する前からお世話になっている中村宗園さん。兵庫県からわざわざ京都にきていただきました。当初から細かなアドバイスを常にしていただいています。 仕上がりに関しては何も言うことはございません。 さすがですね。春田造園のホームページはこちらharut…

マキの葉むしり

玄関前のマキを古葉をむしり取る葉むしり剪定。 黄色くなっている葉だけをざっと落とすだけでもすいて見えるのでいいのではないでしょうか。 マツとは違いマキは葉が痛くないのでむしるのは苦ではありません。そう思うとマツの揉み上げは本当に手が痛いです…

マキの強剪定

大きなイヌマキ。当時はさらに高さがあったらしいです。 遠慮なく切ります。常緑樹ですがこの時期でも思いきり切ります。 なかなかここまでは普通は切らないかもしれませんが、数年に一度になるならすっきりめなぐらいがいいですね。 すごくすっきりしました…

マキの葉むしり剪定

マキの葉むしり剪定。もともとは刈り込み仕立てのマキでした。刈り込み玉仕立てに比べ風を良く通すので強風に強く突風にも倒れにくい長所があります。 葉むしり剪定は枝や幹も美しく見せられ、古葉を落としておくことにより掃除の軽減、病害虫の予防にもなり…

丹波石

丹波石自然平石。非常に味わい深い色合いで、茶庭などの園路の張石や飛石に使われ赤褐色~茶褐色の品のある石です。熟練した施工技術により美しい景観を創り出します。和にも洋にも使える石です。 施工の流れとして、砂セメント水を混ぜ合わせ下地を作ります…

石工具

加工した石の切り口をビシャンというピラミッド型の群状したハンマーで加工面を叩き凸凹にします。そうすることにより加工部分が柔らかく見えます。 トンカツを揚げる前に肉を叩いて柔らかくする調理器具に似た感じの工具です。 他にもよく使う石工具にコヤ…

ヘルメット

ヘルメット着用しての作業はいついらいでしょうか?植木屋さんは帽子、もしくは手ぬぐいをしている方はたくさんいます。もちろんヘルメット下にもかぶってしまいます。 大手ゼネコンではヘルメット下にかぶりものは禁止している会社はよくあります。 基本、…

マツのもみあげ

このマツに何回お手入れをさせていただいたでしょうか?いろいろな方々がこのマツに上がり、そしてまた自分があがります。 最初にマツのお手入れをした時は一日フルにかかっていたような気がしますが、だいぶ樹形も大分しまり落ち着いたのか剪定しやすくなり…