乱形石張りは一枚一枚トンカチを使い目地を合わせます。場合により機械(サンダー)を使い切る事もありますが、個人的には機械をあまり使わないほうが、あじがでて優しい仕上がりになると思います。
鉄の塊のレールに、割りたい箇所に石の角をあて細かく叩き、角を落としていきます。
大きく割りたいときもすじを入れ、上手に叩けば割る事もできます。
もしくは、大きく割りたいときは、石の裏面にサンダーで切り口を付けてから割るといいですね。
今回はクッション張り。砂セメントを水無しで混ぜ(から練り)てセメント水を流し込み高さを合わせます。石のバランスは個人により異なります。自分好みやセンスもあるので仕上がり度の判断は難しいところもありますが、目地の幅をそろえ極力細目地にする事がいいとは思います。
複数で作業をする場合は個人の張り手(くせ)があるので、場所を変えながら施工すると個性が入りまじり、いい感じに仕上がります。
今回の目地入れは濃灰目地セメントを使用しました。モルタルや灰色目地セメントに比べ色が濃いので石がきわだちますね。石色によっては目地がうすいと全体がぼけるので、濃灰色ぐらいが見やすい場合もあります。
玄関先やガレージ、またはテラスなどに乱形石張りをお考えでしたら、お気軽に
ご相談ください。
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