
補修に補修を重ねて改修工事をしていたようですが、雨降りは足元が滑るので何とかしてほしいとご相談がありました

既存タイルも浮いていて新たに改修工事は費用がかかりすぎるので予算内で良い案はないでしょうか?
と聞かれ樹脂系セメントの説明したところ即答で決まりました
防水塗装が浮いているので、取るケレン作業と洗いは念入りに行います
塗り付け後にすぐにめくれかねないので
洗い作業はとても重要な作業になります

第一工程の
下地処理は粉末樹脂系のカチオンを塗り付けます
微弾性セメント系下地処理剤ですので、
付着性、耐久性に優れています
既存のタイルが割れているので硬化しすぎる材料よりはヒビ割れ防止にはなると思います。
第二工程の
仕上げ材も硬化しすぎない樹脂系セメントを使用します
引っ張りに強い材料なので割れ防止になります。
問題は通行止めにはできないので区切ってしまうと塗りムラができてしまうことです
セメント系の仕上げ材は途中で区切ると色が変わります
なので、わかりにくい場所で区切るのですが、今回は歩行者を通すため半分に区切りますので仕上がり調が半分で変わってしまいます
また歩行者が通る際にはどうしても乾ききる前に塗り付けた部分に足があたり削れてしまうんです、、
その度に補修をしますが、色が変わってしまい
全面塗り付けのやり直しを何度も繰り返す事に
なりましたが、仕方ありません、、、
古い建物は階段の踏み幅が狭すぎて気を付けてあたってしまいます、、
既存タイルは浮いている箇所が多いので割れ防止のファイバーシートを敷き詰め
最低限の割れ防止対策は全て行いました。
刷毛引き仕上げのように普通に仕上げるとあまりにも単調になり、継ぎ手が合わないので、
荒らし気味のラフ仕上げにしました。
歩行者優先のため区切らなくてはならないので曲線にしてみたところ、
ある意味通路部がはっきりわかりやすくなりました。
雨が降った時の足元が滑るクレームはこれでなくなると思います
景観的にもオシャレなデザインで収まったとまでは言えませんが、
通行止めをせずに上手くまとめたかなとは思っております。