春田造園の日常

その時に思う事

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

伊勢ごろた石

伊勢のごろた石、敷き詰め作業です。1.5寸程度の石を、合端を合わしながら丁寧に敷き詰めます。 モルタルで下地をある程度均し、定規や水平器を使い勾配を確認しながら面を合わせます。石の表面をモルタルで汚ごしてしまうと乾いた時に白けてしまうので、極…

花壇の植栽

花壇の植栽を選ぶのに、まず管理がしやすく病害虫に強い事を考えます。 個人的に必ず選ぶのがセイヨウイワナンテンのアキシラリスとトリカラーの二種と、クリスマスローズです。 セイヨウイワナンテンの二種とも新葉は赤色でグランドカバーに良く用いられた…

アジサイの剪定

お客様のお庭で満開のアジサイをよく見かけます。 アジサイの剪定は、花が終わる7月の半ばくらいまでには済ませるようにしまょう。 アジサイの花は「散る」ということがない特徴があります。自然に散ることがないので早めに切って株をすっきりとし風通しを良…

マツの鋏み透かし剪定

マツの鋏み透かし剪定です。マツの剪定には5月中旬から6月にかけミドリ摘みという剪定、11月から2月中旬にかけてのもみあげ透かし剪定と年に二回の基本剪定があります。 自然な樹形を維持するために行うといわれるミドリ摘みや、古い葉を手でしごく剪定のも…

アサガオ

小学校からアサガオの苗を持って帰ってきました。 アサガオは代表的な春まき1年草です。小さい頃に育てた方も多いかと思います。 アサガオは暑さと強い日射しのある場所を好みます。水は表土が乾いてきてからたっぷり与えます。用土はとりあえずあるものを…

サルノコシカケ

年々枯れ込んでいくカシの木があります。 幹にはサルノコシカケがたくさんついていました。サルノコシカケは枯れた木でよく見かけますが、腐敗菌と呼ばれています。腐敗菌とは樹木の死んだ組織を腐敗菌が腐敗していく病気です。 腐敗菌に侵されると完治はほ…

ひっつき虫

ヌスビトハギが出ていましたね。花期は7~9月、ハギに似たピンク色の小さな花が咲きます。この花後の実がひっつき虫になるんです。 今回付いているのは去年の実が熟した茶色の実ですが、秋の花後は緑色をしています。 ヌスビトハギの果実は細かい毛を使って…

年間管理

小さな花壇の年間管理。近くを通るさいには草引きをします。 セイヨウイワナンテンの花柄を摘み、ヤブランの古葉を切ります。 クリスマスローズの込んだ葉を切り、フィリフィラオーレアを透かします。 植栽をした時に大変喜んでいただきました。特別な植物を…

腰積み

石積みには様々な積み方があります。まず第一に崩れてはならないという安全性が重要です。そして石の一つ一つの表情を生かして、景観的な美しさをつくりださなければなりません。今回は野面石積み(腰積み)です。 自然石を用いて、その石肌の風合いを生かし…

つるバラの剪定 2

玄関前に大きくなりすぎたモッコウバラに半つる性バラ。つるバラは一般的に冬剪定を行うのが通常ですが、つるバラの一種であるモッコウバラの場合は剪定の時期が冬ではありません。 一般的なつるバラと比べてモッコウバラの花芽ができる時期がはやく、9月の…

つるバラ剪定

バラは基本的な樹形で分けると木立ち性、半つる性、つるバラの3タイプがあります。 今回のバラは、つるバラ一季咲きでした。 時期的にきつくは切れないので、咲き終わった花を切り戻し、混んでる枝を抜きます。梅雨に入ると水分をたっぷり含んだ枝がぐんぐん…

刈り込み

ご縁があり子供が通う児童館の手入れをさせていただきました。高さがまちまちな生垣を次回から合わせられるよう、低い高さの生垣になるべく合わせます。 エンジントリマーで枝葉をざっくり落として、両手鋏みで切りそろえます。天場はエンジントリマーを使用…

高木剪定

ゴルフ場の剪定は主にマツの高木剪定になります。6尺から10尺のハシゴを使い木に上がり、さらに登るので20m前後はあります。 各自で安全帯に胴綱を用いて安全に作業を進めます。 下枝になってくると枝先が長くなるので、ハシゴを枝先にかけ剪定しますが以外…

乱形石張り

乱形石張りは一枚一枚トンカチを使い目地を合わせます。場合により機械(サンダー)を使い切る事もありますが、個人的には機械をあまり使わないほうが、あじがでて優しい仕上がりになると思います。 鉄の塊のレールに、割りたい箇所に石の角をあて細かく叩き…

土間の洗い出し仕上げ

まずは掘削整地し下地の準備をします。 枠組みで高さを合わせ砕石を入れ転圧。 雨水と汚水の高さを合わせ、メッシュを敷きモルタルで下地を作ります。 翌日、固まった下地に接着剤(ハイフレックス)を塗り、砂利セメントを均します。 一回目でモルタルセメ…