春田造園の日常

その時に思う事

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

防草シート砂利仕上げ

防草シートを敷く前に全体を除草します。雑草を抑制できるとはいえ根から引いておくといいと思います。 既存の飛石やその他、気になるところがあれば直しておくといいですね、今回はお庭にあった石を使わしてもらい飛石代わりに並べてみました。 下地ができ…

テッポウムシ

ご自宅の樹木がこのようにおがくずが出ていたらカミキリムシの幼虫、通称テッポウムシの食害跡です。テッポウムシは枝や幹の中を食害するため樹勢が著しく衰え、枝が枯れたり樹木そのものが枯れたりします。 おがくずを発見したらその付近の上部を観察すると…

ヌスビトハギ

足元には一面のヌスビトハギ。夏が終わる頃には小さなピンク色の花を咲かすでしょう。そんな可愛らしい花が窃盗犯のような名がついたのでしょうね。 名前の由来で実の形が盗人の忍び足ににている。もう一つは実が知らない間にこっそり服に付くのが盗人っぽい…

葉むしり剪定

玄関前にある立派なイヌマキです。今回は古葉をむしり取る、葉むしり剪定です。 幹や枝を美しくも見せれますし、古葉を落としておくことにより掃除の軽減、病害虫の予防にもなります。マツの揉み上げと同様、一枝一枝鋏みを入れ古葉をむしるので手間がかかる…

ミョウガ

身近にあるお庭で足下の植物を「食」として植えられている方も少なくはないと思います。ナンテンの葉も防腐効果と彩りで料理に添えられたりしていますよね。 他にサンショウやフキにミョウガ。ユキノシタや柿の木の若葉には天ぷらで使われたりしています。 …

シホウチク

シホウチクは竹類の中でも葉の緑が特に美しく観賞用としてもよく使われています。 幹が四角いので四角竹とも言われ、節の部分にトゲがあります。 病害虫がつきにくく、古くから魔除けの竹として植えられていたそうです。 食用としては収穫時期が地域にもより…

カツラ

カツラは全国各地に生息する落葉広葉樹です。主に山間部の渓畔地に生息し冷たく豊かな水の流れるところを好みます。ハート型のような円形の葉がかわいらしいですね。 一般的に街路樹や庭木として利用される事が多い木で、暑さや寒さにも強くアメのような甘い…

つるバラ 返り咲き性

ひと月ほど前につるバラを剪定しました。つるバラで一年に一度しか咲かないと聞いており、一季性つるバラと思い込んでいましたが先日伺ってみたところ花がたくさん咲いて蕾もたくさんついていて驚きました。 この夏に伸びた枝(シュート)を冬に誘引しにきま…

石積み

スロープの土留めになる石積みです。機械があれば先に大きな石をバランス良く決めておくと効率がいいですね。 今回も野面積み。自然石を加工せずにかみ合うように積んでいきます。石の大きさや形はバラバラで隙間に小石を詰めて強度を高めるので、排水性が高…

マキの鋏み透かし

毎年綺麗に刈り込みされていたと思われるマキ。マキ科にはイヌマキかラカンマキかが庭木として使われています。今回は玉仕立てのイヌマキを鋏み透かしに変えてみました。 長年刈り込まれていたので全体が密に混んでいます。最初なので中の絡んだ枝を抜き形を…

お庭掃除

できる範囲のお庭の手入れと草引きです。剪定はもちろんのこと、お庭の掃除はとても大事な作業です。草引きの道具を使い丁寧に仕上げます。 お庭や道端でよく見かけるカタバミ。世界中に分布している植物で地面を這って自生しています。ハート型の葉を3枚つ…

笹の駆除

笹を駆除するにあたりまずは刈り払いします。 機械を使える場所は深く掘り極力根から堀り上げるのですが笹はとても厄介です。 地下茎が残っていると瞬く間に広がり次から次へと生えてきます。 機械で掘り起こし後は人力で細かい地下茎を取り除いていきます。…

アシナガバチ

この時期になると蜂の巣によく遭遇します。一番よく出会ってしまうのがアシナガバチでしょうか。どうしても剪定中に刺激をあたえるので攻撃されることが多いです。 しかし、アシナガバチはこちらから刺激しない限りはおとなしいハチです。 ハチの種類を体で…

月下美人

お手入れ先に月下美人の蕾が6つほどなっていました。 1~2mほどの大きさに成長すると花を咲かすサボテン科の植物です。 同じクジャクサボテン属の仲間は、日中2~3日間に花を咲かせるものがほとんどらしいのですが、月下美人は夜。しかも一晩だけしか花を咲…